TPZ-D553ファーム書き換え完了（神アプデ）
先日、ＫＥＮＷＯＯＤに出したＴＰＺ－Ｄ５５３が返ってきました。
一部機能に変更がありますので、新しい取扱説明書も同封されていました。
併せてペラ紙も・・・なになに？
セカンドＰＴＴ機能にも変更があったようです。
これは更に嬉しい機能向上です！
実は購入当初、このセカンドＰＴＴ機能の動作に疑問を持っていました。
この件についてもＫＥＮＷＯＯＤに問い合わせをし、機能改善を求めていました。
当初の動作は以下のような感じです。（フリラー使用をイメージしています）
※まず、設定画面でセカンドＰＴＴで使用するチャネルを【呼出１５ｃｈ】に設定し、今現在待ち受けているのが１０ｃｈとします。
この状態で１０ｃｈに入感があれば通常通り受信し、ＰＴＴを押せば通常通り１０ｃｈで送信します。（いたって普通の無線機の状態）
待ち受け中にセカンドチャネル（この場合１５ｃｈ）に入感があると、自動的に１５ｃｈに切り替わり受信します。
但し、１０ｃｈで受信状態であったとしても１５ｃｈの入感を優先するので、１０ｃｈの受信を断ち切って１５ｃｈに切り替わってしまいます。
そして１５ｃｈの入感が無くなれば再び１０ｃｈに戻る仕様でした。
”セカンド”とは言うものの、実質的には優先度が高くなってしまう”プライオリティ”状態でした。
これではサブでＱＳＯ中に勝手に１５ｃｈに移ってしまう…なんとも使えない機能でした。
しかし、ファームアップ後は…
１０ｃｈが受信状態であるとき１５ｃｈに入感があっても切り替わらず、１０ｃｈを継続受信するようになりました。
これであれば
１．サブｃｈを探す
２．セカンドＰＴＴボタンを押し、１５ｃｈにワンプッシュで戻る
３．そのまま長押しし続けると２秒後に、もしくは通常ＰＴＴを押すと１５ｃｈで送話がかかる
４．ＣＱを出すなり相手方呼出を行って送信終了後、自動的にサブｃｈに戻る
５．通常通り元のサブｃｈでＣＱなり交信開始
というのがｃｈ操作不要でできることになります。
なおかつ、サブｃｈで受信や送信をしていない待ち受け状態の時に１５ｃｈで入感があれば自動で１５ｃｈに一定時間戻り…もしその一定時間の間にサブで入感があればすぐさまサブに優先的に戻ると。
この辺の機能は他のデジ簡には無い機能なのかな～と思います。
ガッツリと局数を稼ぐときには便利な機能ですね！ようやく『使える』ようになりました。
その他、気になっていた
も、直ったようです。
リグが返ってきてからずっとスキャンしていますがバグる事が今のところありません。
（以前は１時間も保たなかったのに今のところ４時間以上正常にスキャン継続中）
・音声読み上げのボリュームが小さい
・音声読み上げをしている途中は相手の声が出てこない「読み上げ貫徹」
については、音声読み上げの音量は上がったような気がしますが…気のせいかも（汗
尚、「読み上げ貫徹」については継続でした。読み上げ機能を使わなければ全く問題無いんですが。
やっとこさ、（外部マイク以外）人に薦められる無線機になったぞ！(^^;
