イバラキNK313/7L4FVZの運用日誌

フリーライセンス無線やアマチュア無線に関するネタなど

TPZ-D553とIC-DPR3の比較(外観)

話題になっている?KENWOODの新機種TPZ-D553ですが、手持ちの小型機種IC-DPR3と並べてみました。
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全体的な外観ではDPR3には丸みがあり、D553はエッジが立ったデザインに見えます。比べると…ですが。
前面から見た印象は大きさに差がないように見えます。

上部のつまみが電源兼音量になっているのはいずれも同じ。
つまみの回転重さはD553の方がやや軽い感じがしますが上面中央部にあるのもあって誤操作は無いレベルです。
外部マイク端子がDPR3は側面、D553は上面にあるのは大きな違いですね。
これも好みで分かれそうです。(ただ純正外部マイク値段がたけーーー)

UCや秘話の設定がD553の場合設定メニューから設定しなければなりませんが、電源を切らなくても設定できるので簡単に設定できます。設定する際に押すボタンの数も多くありません。(秘話鍵を替える場合は電源断で詳細設定モードに入る必要有り)
その他の操作性(出力切り替えやダイレクトに15chに戻る、キーロック、スキャン等)もお互い同じように備わっており、意識した作りになっているように感じます。

本体スピーカーからの音量は、最大音量で比較してみるとD553の方が大きかったです。

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上から見ると僅かにDPR3はベルトフックの分で少し厚みがあります。

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D553は本体にベルトクリップがネジ留めのタイプです。シーソータイプでDPR3と機構は一緒。

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DPR3はバッテリーパックにベルトクリップが付きます。その取付部分の厚みに差が出ていますね。

D553はベルトフックのせいでバッテリーの着脱がややしづらく、DPR3はバッテリーを付け替える度にフックを付け替える必要があります(スライド式)。どちらも使用シーンによって善し悪しは決まりますのでどちらでも○だと思いますが私はD553タイプの方が好きかな。

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D553はPTTの下にサイド①、サイド②ボタンがあります。初期設定では
サイド①が短:液晶照明5秒点灯 長:送信出力切り替え(5W―1W)
サイド②が短:セカンドPTTチャネル表示 長:セカンドPTTチャネルで送信
  (いずれもセカンドPTTチャネルを設定した場合のみ有効)となっています。
PTTボタンの押し具合ですが、言葉で表現するのは難しいですがDPR3は「押し込んでカチッ!」でD553が「カチ」・・・かな?DPR3に比べてD553はストローク浅めで柔らかめです。クリック音もありません。言うなればスマートフォンのハードキーのような…?

重さは(秤は0.5g刻み表示)
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DPR3が213.5g

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D553も213.5g・・・あ、一緒だ!凄い!(驚