イバラキNK313/7L4FVZの運用日誌

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RS-DRC1(位置情報表示ソフト)Revision1.20における子機サーチの挙動

昨日記事にしましたICOM製デジタル小電力コミュニティ無線IC-DRC1及びIC-DRC1MKⅡ用位置情報表示ソフトにつきまして、ちょっと挙動を確かめてみました。

過去記事はこちら↓

 

ibaraki-nk313.hatenablog.jp

 

確認したかったのは

①”自動子機サーチ”のポーリング順は?

②ポーリング間隔は?

③親機から”子機自動サーチ”を実行し、順次ポーリングをしている最中に他の子機が送信したらどうなるのか?

 

です。

 

まず①ですが、どうやらリストの上から順のようです。

”どうやら”というのは、今現在どの子機にポーリングをかけているのかを画面から知ることが出来ないからです。

よって、返ってきた子機からの位置情報の時間をメモして順に並べたところ、どうやらリストの上から順のようだ、と判明した次第です。

 

②ですが、体内時計で数えると約10秒間隔でした。正確に言うと『親機が子機からの位置情報を受信してから次の子機へポーリングする間隔が約10秒』ですので、前の子機がポーリング2回目や3回目で返信してきた場合はその分次の無線機へのポーリングが遅くなる、というわけです。

 

③ですが、単純な反応でした。

仮に子機がA,B,C,Dとあったとします。

A,Bは順調に子機サーチが完了、Cのポーリングをかけようとする前に、他局が電波を発射したとします。

すると親機は単純にキャリアセンスが働いてCへのポーリングをしませんでした。

ただ、直後に2回までリトライを行いますのでリトライ実施時間内に他局が発射をやめれば再度Cへのポーリングを行います。

リトライ時間中までに他局が発射をやめなければCへのポーリングは失敗で終了(子機応答無し扱い)となり、次の子機へのポーリングを開始します。

但し、もう少し挙動については要検証・・・ですが、検証したところで情報の需要は無さそう?w

 

③についてはまた改めて実験してみようと思いますので今のところ鵜呑みにしないで下さい(笑)