イバラキNK313/7L4FVZの運用日誌

フリーライセンス無線やアマチュア無線に関するネタなど

DJ-PV1DとIC-DRC1との違いで気になった所 その後

DJ-PV1Dの実機を入手したので、気になっていたところを比較してみました。

趣味用途でお使いの場合は、某有名なYoutube配信を行っている方の動画を参考になさってみると良いと思います。

今回は自分のように防災組織利用の面から見て彼是言っております。

 

まず前回の記事で

 

ibaraki-nk313.hatenablog.jp

 ●運用時間がPV1Dは短いようです

●発信開始音のタイミングにIC-DRC1とは変更があるかも?

●バッテリー非装着で低電流量USB給電時には送受信ができない模様

上記3つに関しては実機が来てからじゃないと確かめられなかったので推測の域を超えませんでしたが、実機を触ってみたらどうだったのか?検証してみましょう。

 

まず

 ●運用時間がPV1Dは短いようです

こんな実験をしてみました。

IC-DRC1とDJ-PV1Dを1台ずつ同条件の環境にし、電池はそれぞれ入れ替えをして2回ずつ実験。

すると、PV1Dの方が1時間くらい待ち受け時間が短いという結果が出ました。

思ったほど差がないなという印象。

※個体差や周囲環境によって変わりますので一概には言えません

 

●発信開始音のタイミングにIC-DRC1とは変更があるかも?

これは残念ながらDRC1もPV1Dも変わりませんでした。

頭切れを抑制できるような発信音の遅延は実施されず、従来通りとなります。

(つまり、発信開始音の後、自局名称送信無しで0.5秒程度・自局名称送信有りで1秒程度頭が切れる)

 

●バッテリー非装着で低電流量USB給電時には送受信ができない模様

ひとまず付属のACアダプター環境では問題なくバッテリー非装着で送信できることを確認しました。

IC-DRC1ではバッテリー非装着運用(車載設置運用でUSB給電のみでの使用)を行うとグループモード設定が毎回全体呼び出しに戻ってしまう挙動があったのですが、どうやら手持ちのPV1Dでは電源断前の状態が復元(グループモードのままに)されています。

ただ、思うところがあるので近々DRC1でも再度実験を行ってみる予定・・・。

(なんか不揮発メモリーに書き込むタイミングに癖がありそう)

 

今のところ僕の中ではPV1Dに軍配が上がっていますが、ビープ音はICOMの音の方が聞き取りやすいんですよね~。ALINCOはビープ音が低くて騒がしい環境だとちょっとわからづらいです。